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キカ
kika


キカ

おなじみ、ぺドロ・アルモドバルです。
とってもクレイジーです。特に主役のキカは、いくらスペイン女性とはいえ、図太すぎます。
でも、観てて下らなすぎて、きもちの良い作品です。

何より、カラフルなものに囲まれているキカは、
暗くなりようがないのかもしれません。

ばかっぽいけど、幸せそうなキカです。
やっぱりハッピーに生きるのがいちばん。
悲しい事や辛い事も、笑顔の下にしまってしまえば、枯れて肥料になってくれるかもしれません。
と、思わせてくれる映画です。

でもストーリーは意外に複雑。
ぶっとんでいながら、どろどろの男女関係がさわやかに描かれています。

衣装は、ジャン・ポール・ゴルティエが手がけたそうで、これまたぶっとんでます。
特に、インタビュアーのアンドレア。
カメラをつけた鎧を着たり、胸が開いた(本当に開いてます)深紅のドレスだったり。。。
キカの真っ赤で、おちゃめなファッションも見ごたえがあります。







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サラエボの花
sarajevo

サラエボの花

私もあまり知らない東欧の国、ボスニア・ヘルツェゴビナの映画です。
複雑に、他民族が混じり合って暮らしている首都サラエボでは、
イスラム教のモスクから、教会、瓦礫化したままの古い建物、新しいビルなど、
物自体も混じり合っています。

少ししか滞在できなかったけど、
なんだか「サラエボらしい」って表現が使えないくらい多様な町でした。
死んだようで、生きている。
ヨーロッパのようで、イスラムらしいしっとりとした雰囲気も漂っているのです。

映画の内容はというと、これまた複雑です。
この国では、民族紛争の傷跡が今でも残っています。道に大きな爆弾の跡があったり、
ビルは壊れたまま、という風景がサラエボのあちこちで見られます。
作品の母子も、この内紛の犠牲者です。
セルビア人に捕まっていたボスニア人の深い傷を描いています。

私も、このあたりの歴史をあまり詳しく知らないので、
もっとお勉強しないといけないのですが。。。

とにかく、お母さんって、これほどまでに傷ついていても、
娘を愛することができるんだと辛い辛い気持ちになります。

言葉ではうまく言えないので、みなさんぜひ観てみて下さい。
とっても、痛い映画です。

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ペルセポリス
persepolis

ペルセポリス

去年、フランスでは、この映画が大ブームになりました。
アニメ作品ながらも、カンヌ映画でノミネートされ、監督賞を取りました。

もともとは、マンガとして発売されていたのですが、
ストーリーを気に入った監督が、作者と一緒に全て手作業で映画化したそうです。

作者のマルジャン・サトラピは、イラン人ですがフランスの美術学科に留学し、
卒業後、イラストレーターとしてフランスで活躍しているそう。
個人的な話ですが、彼女が学位を取った町は、私も留学していたストラスブールなのです。

作品は、1979年のイラン・イスラム革命前から革命後のイラン社会の変化を描いたもの。
的確でコミカルな表現で、イラン社会を風刺しています。

現在のイランは、イスラム法が確立され、
個人の生活もイスラム法に制限されている部分が多くあります。
でも、イスラム法とは、政治家が権力を振りかざすために神の名をかりて、創り上げた法律です。
個人ひとりひとりの心まで、操る事はできません。
そんな人々の心情と、政府の必死で大胆な政策の間の「温度差」を、
ちょっとあざ笑いながら、分かりやすく説明しています。

実際に、皆がイスラム原理主義者だと思われてがちなイランの人々は、
政府からの抑圧に耐えかね、地下や家庭ではじけた生活をしている人も多いそうです。
今では、若者の信仰離れが進むなど、
政府の思惑は見事に裏目に出てしまったような部分もあります。
逆に、政府は政教分離を掲げていて、人々にイスラムを押し付けないけれど、
真の信仰を心の奥底から表す人が多い、トルコなどその形はさまざまなんだなあと思います。
とにかく、日本のアニメとはまた違うアニメの可愛らしさだけでも、
十分に楽しめる作品なので、ぜひ観てみてください。

最近の石油の値段高騰で、株への影響が強いそうです。。。

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サルサ!
salsa

サルサ!

大好きな映画のひとつ。
キューバのリズムと、きまりのないダンスが好きです。
フランスに住む、キューバの人々の気持ちや、
肌が黒い人々の陽気さにあこがれる白人の戸惑いなど、
胸を打たれながらも楽しめる作品です。

何といっても、登場人物それぞれのキャラがとってもいい。
とことんキューバ人になりきってしまう、フランス人のボンゴ。
すっごく地味だったけれど、サルサとの出会いで
本当の自分を見つけたヒロイン(名前忘れちゃった)。
キューバ出身のメンバーはもちろん、おばあちゃんが素敵すぎて、輝いています。
こんなおばあちゃんになりたいです。

本当のサルサには、ステップなど色々なルールがあるみたいだけど、
みんなが自然に体を動かしてしまう、ローカルなサルサやサンバが大好きです。
社交ダンスっていうより、もっと大衆的なサルサに触れる場所が日本にもあったらなあ。

一度観たら、元気がでます。
とってもおすすめな映画です。

◆おすすめ関連映画◆

buena vista social

ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ

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菊次郎の夏
きくじろう

菊次郎の夏

初のおすすめ方邦画はこれです。
北野武の『菊次郎の夏』。

なんの変哲もない少年が、武たちに出会って楽しい夏の思い出をつくる、というお話。

でも、これがすごくおもしろいんです!
ユーモアたっぷりで、お笑いに厳しいわたしも、ずっと笑っていました。
すごくくだらないネタが多いのに、おもしろい。
それに、ロードムービーっぽくて、あきません。

日本の夏って感じもすごく伝わってきて、自分の子供の頃の夏を思い出します。
きゅんとします。外で遊んで、すずしい夕方にお家に帰るときのあの気持ち。
今でも、夏の夕暮れほど、切ないけど幸せを感じる時はありません。

でもこれって日本の夏特有で、海外の夏の夕暮れはまた違うような気がします。
ヨーロッパの夏は、日が暮れるのが9時とか10時で、
夕暮れっていうよりあら暗くなった、っていう感じです。
その時は、オープンカフェで友達と話し込んでいたり、家で料理してたりして、
時間的に日暮れを気にしていられないのかもしれません。
でも、オープンカフェでいつまでも日が暮れない、っていうこの感じも大好き。

1度イランで過ごした夏の夕暮れは、とっても素敵でした。
日本の夕暮れと似ていて、昼間はすっごく暑いのですが、夕方になると心地よく涼しくなってきます。
涼しくなると、中庭に絨毯を敷いて、果物やあまいチャイを飲みます。
町にでると、毎日がお祭りのようににぎわっています。
小さな子供も、おじいちゃんもおばあちゃんも家族揃って、
遅くまで町を歩いて散歩します。
ちょっとはずれの方に行くと、芝生があるところはどこでもみんな、ピクニックをしています。
果物とチャイがあれば、どこでもピクニックをしてしまうのです。
そういえばトルコでも、家族揃って町を散歩している人がたくさんいました。

夜のお出かけは夫婦やカップルのもの、というヨーロッパも素敵だなと思ったけど、
こうやって小さな子供もちゃんと連れて行ってもらえる、というのも楽しそう。

私は個人的に、イランやアラブの国やメキシコで感じた町の活気と、
ガソリンと太陽が混ざったようなにおいが好きです。
暑い上にガソリン臭いなんて、心地よいものではないけど、
なんだか「生きてる」って感じがするのです。

武の映画でここまで話がそれてしまったけれど、
この映画は、今の日本が詰まった作品だと思います。
東京のごちゃごちゃした町並みから、ちょっと田舎のかわいい自然風景、
日本に欠かせない自虐的なお笑い、はにかんだような曖昧な愛情表現。
とっても日本的で、大好きな映画です。
日本にしかない特別な要素が詰まっています。

外国人に日本を紹介するような映画は、と聞かれたら、
この作品と、菊池凛子が出演している『図鑑に載ってない虫』をすすめます。
この2つで、日本が70%くらい分かってしまうかもしれません。
『図鑑に載ってない虫』についても、また書きたいと思います。




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やさしい嘘
やさしい嘘

やさしい嘘

グルジア映画です。
今のところ、グルジアに触れることができた初めてのソースです。

もう、景色とか、家の中に飾ってある刺繍とか、おばあちゃんのガーデニングとか、
きゅんとするほど、可愛いものばかりなのです。

グルジアって、イランとかアゼルバイジャンとか、アルメニアに近くて、
ロシアにも近くて、不思議な雰囲気が入り交じっているのだろうと、とても興味があります。

ヨーロッパでも、トルコやアラブの国でも、
旅していてとっても面白いのは、おばあちゃんやおじいちゃん達のファッションチェック。
可愛らしくて、おしゃれだけど、リラックスしています。
私も、こんなおばあちゃんたちのファッションから
たくさんインスピレーションを受けています。

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リトル・ダンサー
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リトル・ダンサー

踊ることって、体とこころにいいことだと思います。
元気で心に余裕がないと、とても踊る気分にはなりません。

でも、いらいらしているとき、
音楽と一緒に踊っているうちに元気がうまれる時もあります。。。
ショッピングよりも、スポーツよりもすてきなストレス解消方法だと思います。

この映画は、音楽がかかれば自然と体が動いてしまうという、
自然なここちよさを全面に表した作品です。

ちょっと貧しい家庭に生まれた1人の少年が、
「女の子のダンス」として見られていたバレエに夢中になります。
父親や兄弟にばかにされながら、少年は踊り続けます。
父親も、今まで見た事がないほど自由な息子のダンスを見て感動します。

こんなストーリー。
多分この作品は、分からない言葉で字幕なしで観ても、
いいなと思える映画なのかなと思います。



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シェフと素顔と、おいしい時間
chef et

シェフと素顔と、おいしい時間

のんびり系のフランス映画です。
たまに、こうやって生きたくなります。

大好きな俳優さん、ジャン・レノのかっこよさはもちろん、
ジュリエット・ビノシュが可愛いです。大人っぽいのに可憐でナチュラルなのです。
『ショコラ』で有名になったそうですが、他にも色々な映画に出ています。
大体、悲しい作品か、悲しい役が多いのですが、これは明るい役で新鮮です。

ストーリーは、シェフ役のジョン・レノとジュリエット・ビノシュが出会うお話。
おいしいものを通じて、距離が縮まっていくお話です。

フランス映画の好きなところは、「映画っぽさ」がなくて、
実際、誰かの生活で起こってそうなお話を、飾らず、そのまま描くところ。
映画を観ようという気持ちで観ると、ちょっと物足りなさを感じる時もあるけれど、
私たち自身のお話も、2時間ほどで終わる事なく続いていきます。
フランス映画はその「流れ」をとても大切にしているのかな、と思います。

他にも、これから紹介したいフランス映画がたくさんあります
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ネル
nell

ネル

今日は、はじめてのアメリカ映画です。
この作品は、ただ単純にいいお話なのです。

生まれてから、おばあちゃん以外の人間に触れた事のないネルは、
もの珍しさに利用しようとする人々を恐れています。
でも、ネルを1人の友達として守ろうとする人々もいます。

人間の二面性を見て、ネルは戸惑います。
普通の人よりも感じる力が強く、繊細なネルだったけれど、
友達のために、愛情を表現するようになります。

そんなお話。
なんだか、初心に返れるようなそんな気分になる映画です。
ジョディー・フォスターの演技も、すごい。

アメリカっぽい、科学的な構想シーンもありつつ、
複雑に進むので、ありきたりなストーリーに少し飽きている時におすすめです。


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ボンベイ
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ボンベイ

ボリウッドという言葉があるほど、映画産業がさかんなインドですが、
伝統的なものから、ハリウッドと変わらないようなスタイルのもの、
とにかく踊って歌うシーンが70%のものまで様々です。

わたしが素敵だと思うインドは、まさにこの映画。
ふわっとしたきれいな色のサリーが1つ目。
伏目づかいの女の子のかわいいダンス。
神秘的で騒がしい風景に、せっかちで意志の強い男たち。

この作品は、ストーリー自体もお勉強になるもので、
あるふたりの恋を通して、
インドのイスラム教徒とヒンドゥー教徒間の宗教紛争を描いています。

でも最大のポイントは、主役の女の子のかわらしさ。
とっっってもきれいなのです

それから、私はサリーにとっても強い思い入れがあります。
すごくきれいな色と素材のおかげで、サリーを着た女の子は誰でも、
女らしく、魅惑的に見えてしまうのではないかと思います。
動きが可愛らしくなるような作りになっているからでしょうか。

サリーだけではなく、インド人ってすごくきれいな人が多いと思います。
有名な女優のアイシュワリヤ・ライも、泣きたくなるくらい魅力的です。

とにかく、インド映画はお話があまり単純でも、色々と楽しめる要素が多いので、
気持ちを変えたい時などにおすすめです



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ニューシネマ・スパラダイス
nwecinemaparadiso
ニュー・シネマ・パラダイス

この映画のすべてが好きです。
ちょっと昔のイタリアの素朴な風景や、空気、幸せな音楽、
それから全部の小物が素敵すぎます。

それに何と言っても、イタリア語の響き。
少年トトのかわいい話し方を聞いただけで、イタリア語を勉強したくなります。
青年になったトトはちょっとむさ苦しいのですが、おじさまになったトトはハンサムです。

映画が好きな人なら、これ1本観るだけで、いくつも作品を観たような
満たされた気分になれるのではないでしょうか。

ただの恋物語ではなく、微妙な関係が続くというありきたりでないストーリーも、
イタリアならではなのかもしれません。

私が一番好きな場面は、亡くなったおじいちゃんがトトあてに遺した
フィルムを観るラストシーンです。
厳格なカトリック信仰のため、どの映画でもキスシーンがカットされていました。
そのフィルムのかけらを集めたがったトトへの、あったかいプレゼントです。
なぜか、生きててよかったと思えるシーンです。



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少女の髪どめ
少女の髪どめ
少女の髪どめ

私が大好きなイラン映画第2位です。
イランには沢山のアフガニスタン移民がいるそうです。
この作品は、男装してまで働くアフガン少女に、イラン人の少年が恋してしまうお話。
少年はその気持ちを伝えることなく、少女を密かに助けようとします。
結局少女は困難な状況で、遠くに行かなければならなくなっていまいます。

ここまで、「情緒」という言葉が似合う映画はないかもしれません。
そして、他のイラン映画のように、何より色づかいが素晴らしいのです。
素朴で、あわくて、優しい色づかいです。

それから、何といってもイランの社会問題をとっても分かりやすく描いているのも特徴です。
イランでは、国が映画の内容や描写まで規制しているため、
映画で伝えたい事を、比喩的に上手く表現できるか、
ここで監督の力量が問われるのだそうです。

男女の恋愛描写は禁止されているため、恋を表す時には子供にその役目を担わせたり、
イラン文化には欠かせない、詩を引用したり。
私がイラン映画を観た後は、
微妙なところまで膨らんだイメージを仕上げるという「宿題」を与えられたような、
不思議なマジックを感じます。

でも、1970年の革命以前は、男女の色恋描写なども普通にあり、
女性もスカーフを被っていませんでした。
映画の中まで規制するなんて、と思うけれど、
もっとすごいのは、この厳重規制の中で、すてきな作品を作る監督たちです。

◆イラン映画上映会
イラン大使館で、『kestari (“The Gray”)』という作品の上映会が、7月9日に行われるそうです。
イランの結婚文化を描いた作品。
日時:
2008年7月9日(水) 18:30~20:00

会場:
イラン・イスラム共和国大使館 フェルドゥスィーホール

港区南麻布3-13-9  
都バス 06番 (渋谷←→新橋): 四ノ橋 下車1分  
都営地下鉄三田線・営団地下鉄南北線 白金高輪下車7分
地図は
http://www.iranembassyjp.com/sakhteman.jpg
をご覧ください。

参加費:無料

参加申し込みや問い合わせの際は、
イラン大使館 文化部 
E-mail cultural@gol.com
TEL 03-3446-8011(内線59)/ FAX 03-3446-9002


◆アフガニスタン関連の本・映画◆
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2. アフガン零年

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4. 医者井戸を掘る―アフガン旱魃との闘い
5. 彼女の夢みたアフガニスタン
6. アフガニスタンへ 心をこめて地雷ではなく花をください
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