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ペルセポリス
persepolis

ペルセポリス

去年、フランスでは、この映画が大ブームになりました。
アニメ作品ながらも、カンヌ映画でノミネートされ、監督賞を取りました。

もともとは、マンガとして発売されていたのですが、
ストーリーを気に入った監督が、作者と一緒に全て手作業で映画化したそうです。

作者のマルジャン・サトラピは、イラン人ですがフランスの美術学科に留学し、
卒業後、イラストレーターとしてフランスで活躍しているそう。
個人的な話ですが、彼女が学位を取った町は、私も留学していたストラスブールなのです。

作品は、1979年のイラン・イスラム革命前から革命後のイラン社会の変化を描いたもの。
的確でコミカルな表現で、イラン社会を風刺しています。

現在のイランは、イスラム法が確立され、
個人の生活もイスラム法に制限されている部分が多くあります。
でも、イスラム法とは、政治家が権力を振りかざすために神の名をかりて、創り上げた法律です。
個人ひとりひとりの心まで、操る事はできません。
そんな人々の心情と、政府の必死で大胆な政策の間の「温度差」を、
ちょっとあざ笑いながら、分かりやすく説明しています。

実際に、皆がイスラム原理主義者だと思われてがちなイランの人々は、
政府からの抑圧に耐えかね、地下や家庭ではじけた生活をしている人も多いそうです。
今では、若者の信仰離れが進むなど、
政府の思惑は見事に裏目に出てしまったような部分もあります。
逆に、政府は政教分離を掲げていて、人々にイスラムを押し付けないけれど、
真の信仰を心の奥底から表す人が多い、トルコなどその形はさまざまなんだなあと思います。
とにかく、日本のアニメとはまた違うアニメの可愛らしさだけでも、
十分に楽しめる作品なので、ぜひ観てみてください。

最近の石油の値段高騰で、株への影響が強いそうです。。。

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少女の髪どめ
少女の髪どめ
少女の髪どめ

私が大好きなイラン映画第2位です。
イランには沢山のアフガニスタン移民がいるそうです。
この作品は、男装してまで働くアフガン少女に、イラン人の少年が恋してしまうお話。
少年はその気持ちを伝えることなく、少女を密かに助けようとします。
結局少女は困難な状況で、遠くに行かなければならなくなっていまいます。

ここまで、「情緒」という言葉が似合う映画はないかもしれません。
そして、他のイラン映画のように、何より色づかいが素晴らしいのです。
素朴で、あわくて、優しい色づかいです。

それから、何といってもイランの社会問題をとっても分かりやすく描いているのも特徴です。
イランでは、国が映画の内容や描写まで規制しているため、
映画で伝えたい事を、比喩的に上手く表現できるか、
ここで監督の力量が問われるのだそうです。

男女の恋愛描写は禁止されているため、恋を表す時には子供にその役目を担わせたり、
イラン文化には欠かせない、詩を引用したり。
私がイラン映画を観た後は、
微妙なところまで膨らんだイメージを仕上げるという「宿題」を与えられたような、
不思議なマジックを感じます。

でも、1970年の革命以前は、男女の色恋描写なども普通にあり、
女性もスカーフを被っていませんでした。
映画の中まで規制するなんて、と思うけれど、
もっとすごいのは、この厳重規制の中で、すてきな作品を作る監督たちです。

◆イラン映画上映会
イラン大使館で、『kestari (“The Gray”)』という作品の上映会が、7月9日に行われるそうです。
イランの結婚文化を描いた作品。
日時:
2008年7月9日(水) 18:30~20:00

会場:
イラン・イスラム共和国大使館 フェルドゥスィーホール

港区南麻布3-13-9  
都バス 06番 (渋谷←→新橋): 四ノ橋 下車1分  
都営地下鉄三田線・営団地下鉄南北線 白金高輪下車7分
地図は
http://www.iranembassyjp.com/sakhteman.jpg
をご覧ください。

参加費:無料

参加申し込みや問い合わせの際は、
イラン大使館 文化部 
E-mail cultural@gol.com
TEL 03-3446-8011(内線59)/ FAX 03-3446-9002


◆アフガニスタン関連の本・映画◆
カブールの本屋
1. カブールの本屋―アフガニスタンのある家族の物語
アフガン零年
2. アフガン零年

カンダハール
3. カンダハール



4. 医者井戸を掘る―アフガン旱魃との闘い
5. 彼女の夢みたアフガニスタン
6. アフガニスタンへ 心をこめて地雷ではなく花をください
7. カブール・ビューティー・スクール

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風の絨毯
kazenojyutan

風の絨毯

「淡い」映画と言えば、イラン映画。
色合いとストーリーの色調が似ているのでしょうか。

イランと聞いてもぴんとこない人も
この作品を観たら、きっと気になってしかたがなくなるはず。

日本・イラン合作のこの映画は、日本人の女の子がお父さんについてイランへ行き、
絨毯ができるまで滞在するというお話。
どんどんと色鮮やかな絨毯が織り上がって行くと同時に、
言葉の壁を越えて、淡い友情も生まれていきます。

この日本人の女の子も、イランの少年もとってもかわいらしいのです。

イラン映画は構成はシンプルだけど、密かに社会問題を織り交ぜていて、
終わった後に胸にしみこんでくるのが私の印象です。

この作品の舞台、イスファハーンは世界で一番大きな広場がある町で、
並木道の緑とモスクのブルータイルがとってもきれいなところです。

映画中でも出てきますが、イランの伝統的な家は
中庭の小さな泉を囲む造りになっています。
ここで野菜を洗ったり、絨毯を敷いてチャイを飲んだり、
夏にはここで寝る人もいるそうで、風情たっぷりです。

刺激の強い映画を観る気分でもないけれど、何か深い気持ちを感じたいという時は、
ぜひイラン映画を選んでみるといいかもしれません。
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